実家への帰省

先日結婚してから始めて実家に1人で帰省した。なかなか結婚すると簡単には帰れない実家。あまりに嬉しくてウキウキ感だけで帰った。旦那バレ仕事のため来れなかったのだが、両親は大喜びで毎日がパーティーかのような食卓だった。
何も今の旦那との生活に不安があるわけではないし、だからといってパーフェクトな思い描いていた結婚生活でもないけれどそれなりに幸せ感じていた結婚生活。なのに実家に帰ると極楽とはこのことかと言うくらい、毎日毎日母に甘えた。母も祖母が健在で、私が生まれる前はこうして1年に1回は実家に帰省して両親との時間を楽しんだとも言っていた。なかなか結婚すると自分と旦那の事でいっぱいになりあまりに他の事を考えられないでいた私にとって、甘えながらも人の事を思い、考えられた良い機会のように思えた。
帰りの空港では、母が泣きそうになっていた。戦場に娘が行くわけでもないのだが、神妙な顔をしていた。けれどやはり私の知っている優しい母の顔でもあった。
いつもより短く感じたフライトを終えて、家に帰ってきたと同時に母に会いたくなりその日1日子供のように泣いた。旦那にはバレないように枕で声を殺して泣いた。
それも1日経つと不思議とちゃんと日常生活をこなしている私がいる。実家とは不思議で、母とは偉大だなと思った帰省だった。